フランス語の名言 · Les mots de Chinami

Setouchi Jakuchō

2021-12 · 第599回のエピソードを聴く

« Tant que je serai en vie, je continuerai à écrire. »
瀬戸内寂聴の名言
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Bonjour 千奈美です!

なんと今年最後のショコラです。

コロナになってから季節感もなくあっという間の12月。やり残したことはありませんか〜?たくさんある〜!って毎年思っているような気がしますが、これって人生も同じなのかも。やり残したことあるなって、最後に思うのかもしれません。なので、毎日毎日、あ〜今日も生きた〜!という実感を持って過ごしたいものだと、先日、瀬戸内寂聴さんの訃報を聞いて思いました。寂聴さんは毎日きっと命の限り書き笑い愛したんだろうなと。

さて今月は作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの言葉。

フランス語トピックに関連させたという意味合いもあって選んだのですが、寂聴さんは、フランスの作家、フランソワーズ・サガンに憧れ続けていて、サガンに会ったこともあるそう。サガンがなくなったあとは、サガンが生きて書いていたという証をフランスで探すといドキュメンタリー番組にもご出演されています。「悲しみよ、こんにちは」というサガンの作品が映画化された時に来日されたサガンの息子さんと対談されたこともありました。

生き方は似ています。サガンも自由で奔放で、薬物とアルコール依存をかかえ、巨額なお金のアップダウンの中、終始孤独に生き、なくなりました。寂聴さんも、若い頃からの不倫や幼子を置いての駆け落ち、それを小説の糧に。過激な性描写もあり、「子宮作家」などと揶揄されたこともあり、文壇を干されたことも。二人に共通しているのは、その自由さとともに、愛でしょうか。

でも、サガンと違うのは、寂聴さんは、自身の体験をもとに、私たちを励まし生きる力を与えるために書き続けました。そのたくましさ、強さ、しなやかさ。作品の数々や、残されたたくさんの名言にもあらわれています。

最後に、私が好きな寂聴さんの名言をもう一つ。

もう済んだことは、忘れましょう。

寂聴さんいわく、人間って時がたてば忘れるようにできているんですって。
今年あった嫌な出来事、不快な思い、ついた傷などなど、持っていても始まらないことは、もう忘れましょう。

そして新たな気持ちで、いざ2022年へ!
今年もありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

Chinami

この名言は Chocolat! 第599回で紹介されました。 エピソードを聴く →
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