フランス語の名言 · Les mots de Chinami
Pierre-Auguste Renoirピエール=オーギュスト・ルノワール
« La douleur passe,la beauté reste. »
痛みはいつか消えるが、美は永遠に残る。

Bonjour 千奈美です!
今月は、フランス印象派の画家、ルノワールの言葉です。
ルノワールの作品は、美術館で本物を鑑賞するだけでなく、日常あちこちで目にすることが多いのではないでしょうか?2019年、ポーラ美術館が、好きな印象派画家について調査したところ、モネ、ゴッホに続き、ルノワールは3位でした。 世界中で愛され続ける画家、Pierre-Auguste Renoir は、1841年フランスのリモージュというところで生まれました。貧しい家庭で、早くから磁器の絵付け職人として生業をたてていましたが、20歳の時に画家への道を決意、モネやシスレーなどの交友関係の中で、頭角をあらわしていくのです。晩年はリウマチを患っていて車椅子生活だったとのことですが、その頃になってもピカソやドニなど若い画家が毎日のように訪れていたといいます。そして1919年になくなるまで、作品を描き続けました。
ルノワールは「美」を追求した画家でした。美しい風景から、やがては子どもの優しさや、女性のしなやかな曲線を描くようになります。どこからもあふれでる美しさと幸せ感。彼の作品によって誰もが癒され、心を豊かにすることができるような気がします。「幸福の画家」と言われるのもわかりますよね。
名言も数々残っています。ご紹介した言葉以外に、
「芸術が愛らしいものであってなぜいけないのだ?世の中は不快なことだらけじゃないか」
「100の欠点をなくしている暇があるなら、一つの長所をのばしたほうがいい」
など、前向きで人生に希望を与えてくれるものばかり。
貧困や普仏戦争などの不穏な社会情勢を背景に、そんな状況だからこそ、美や幸せを追求していく、というルノワールの強さが感じられます。しかしこれは、いつの世でも同じかもしれませんね。大なり小なり痛みはいつか消えるけど、優しさや想い、感覚や形としての美は、永遠なのかもしれません。
今こそ、もしかしたら必要なのか !?
ではまた。
Chinami
例文Exemples
Je suis d'accord avec Renoir : la beauté nous aide à surmonter les moments difficiles.
ルノワールの言葉に同意します。美しさは辛い時を乗り越えるのに役立ちます。
Pensez-vous vraiment que la douleur disparaît complètement, ou seulement qu'on l'oublie ?
本当に痛みは完全に消えるのか、それとも忘れるだけなのか、どう思いますか?
Cette citation me rappelle l'importance de cultiver la beauté dans notre vie quotidienne.
この言葉は、日々の生活の中で美を大切にすることの重要性を思い出させてくれます。
Renoir parle de beauté physique, mais j'interprète cela comme une beauté intérieure aussi.
ルノワールは身体的な美について話していますが、内的な美もここに含まれていると解釈します。
Certains diraient que la douleur laisse des traces. Renoir aurait-il raison ?
痛みは跡を残すという人もいます。ルノワールの言葉は本当に正しいのでしょうか?
Pouvez-vous donner un exemple personnel où la beauté vous a aidé à traverser une épreuve ?
美があなたの困難を乗り越えるのに役立った個人的な例を教えていただけますか?