フランス語の名言 · Les mots de Chinami
Marc Chagallマルク・シャガール
« Si toute vie va inévitablement vers sa fin, nous devons durant la nôtre, la colorier avec nos couleurs d'amour et d'espoir. »
すべての人生が不可避的にその終末に向かっているのなら、私たちはその人生の間、わたしたちの愛と希望の色で色づけ続けなければいけない。

Bonjour 千奈美です!
早くも2月、平成もあと少しですね!
さて、2月の格言は、マルク・シャガール(1887〜1985)。言わずと知れたフランスの画家です。
ロシア出身で、アメリカにも亡命したことがありますが、最終的にフランス国籍を取得、南仏の自宅で最期を迎えたそうです。2月はバレンタインデーがあり、シャガールのロマンティックな絵画に目が止まることも多いかと思います。シャガールが描く「恋人」というモチーフには意味がいくつかあるようで、自分と最愛の女性を重ねている、学芸という自分のミューズ、愛し合い成長し、生命を育む、など、彼の愛に満ち溢れています。作品から伝わりますよね。私は特に、「ヴィテブクスクの冬の夜」という作品が好きですが、物哀しく、寒い夜に二人が身を寄せ合っている風景に、人生の残酷さの中での人間と愛の強さを感じます。
愛と幸福の画家と呼ばれるシャガールですが、彼の人生は波乱万丈。今回ご紹介した言葉でも、運命にさからえないけど、その中で意思を持って生きていこうという彼の精神が現れていると思いました。恋愛やピカソとの確執など、シャガールのエピソードはたくさんあっていろいろなサイトでも紹介されているので、是非読んでみてください。
ではまた。
Chinami
例文Exemples
Je pense que Chagall a raison : sans cette coloration intérieure, la vie devient grise.
シャガールの考え方に賛成です。この内的な色彩がなければ、人生は灰色になってしまいますから。
Mais ne faut-il pas d'abord guérir ses blessures avant de les transformer en couleurs ?
ただし、傷を色に変える前に、まずそれを癒す必要があるのではないでしょうか?
Cette citation m'a rappelé un proverbe japonais sur l'acceptation et la beauté.
この引用は、日本の受け入れと美についての諺を思い出させてくれました。
C'est une vision optimiste, mais réaliste : on ne nie pas la fin, on l'accepte.
楽観的でありながらも現実的な見方ですね。終末を否定せず、それを受け入れているんです。
Le mot « inévitablement » est clé ici : c'est parce que la mort existe que la vie a du prix.
「不可避的に」という言葉がここでは重要ですね。死があるからこそ、人生に価値があるんです。
Je me demande si cette idée vient de son expérience de l'exil ou de son amour pour sa femme Bella.
これは彼の亡命経験からなのか、妻ベラへの愛からなのか、そのあたりが気になります。