フランス語の名言 · Les mots de Chinami
Jean Piagetジャン・ピアジェ
« L’intelligence, c’est la faculté d’adaptation. »
知性とは、適応する能力である。

Bonjour! 千奈美です!
今回ご紹介した名言は、スイス出身の心理学者・哲学者、ジャン・ピアジェの言葉。
素敵な名言です。
生物を観察し研究した結果のピアジェの言葉、説得力もあります。
受験勉強に明け暮れていた時代、そもそも知性ってなんだろう?と考えたことがあります。
社会を生き抜くために必要な知性は?と。
「偏差値が高いこと」「たくさん知っていること」「頭の回転が速いこと」「正解を即座に出せること」などと一般的に考えがちだけど、なんだかしっくりこない。
答えが見つからず大人になってしまいました。
環境は常に変わります。
社会も、人間関係も、昨日の成功法則が今日は通用しないことは珍しくありません。
技術も日進月歩。
AIがデータを分析し、画像を生成し、かつては「知的」とされてきた作業を次々と代替していく時代。
知識量や計算速度、正確さといった能力だけでは、人間の強みを語れなくなりました。
自分で計算できなくってもAIがやってくれる。
ピアジェの時代よりももっともっと、知性に関して価値観の転換を迫られているような気がします。
ピアジェは、知性を、ストックでもスピードでもなく、「変化にどう適応するか」という動的な能力として捉えました。
それは、新しい技術を恐れずに触れてみることかもしれないし、これまで正しいと思っていた価値観を一度疑ってみる勇気かもしれません。
時にはじっくり観察し、議論を積み重ねていく場面もあるかもしれない。
変わりゆく社会を味わい、そこに迎合するだけでなく、適応させて自分を変えていく、もしくは適応の中でも変わらない自分を見つけていく。
ピアジェの言葉から、知性についての理解をやっと得られたような気がします。
ところでお正月、歌番組に出ずっぱりだったのが、Mrs. GREEN APPLEの皆さん。
今や日本を代表する3人組のバンドですが、彼らの昨年の代表曲「GOOD DAY」の歌詞にこのようなものがありました。
「笑って泣いて世界は忙しいけど身軽になって一息ついて言おうGOOD不安定な情勢も誰かといれば園?手を繋いでさあ輪になって言おうGOOD」彼らのピアジェ的な知性を感じました。
また今年も皆さんとご一緒できること嬉しく思います。
メッセージもお待ちしています!
ではまた。À bientôt!
Chinami