フランス語の名言 · Les mots de Chinami

Jean-Luc Godard

2026-07 · 第654回のエピソードを聴く

« Le cinéma, c'est vingt-quatre fois la vérité par seconde. »
ジャン=リュック・ゴダール
映画 cinéma 人生 vie

Bonjour! 千奈美です!

今回ご紹介するのは、フランス映画界に革命を起こした映画監督、ジャン=リュック・ゴダールの名言。

ゴダールの映画は、決してわかりやすい作品ばかりではありません。若い頃は、観ている間に睡眠と闘うのが大変でした。ゴダールが好き、と言って憚らない人たちが少し苦手でもあった時代もあります。なんだかわたしにはちょっと難解。

物語が突然途切れたり、登場人物が観客に向かって話しかけたり、カメラがわざと不安定に揺れたり。「普通の映画なら、そんなことはしないでしょう」と思うような演出が次々と登場します。

今思えば、ゴダールは問いかけていたのかもしれません。

「私たちは、本当に世界を見ているのだろうか。」

「事実の影に隠れた真実を、ちゃんと見ているのか?」

そんな問いを、映画を通して投げかけていたのかなと、今回ご紹介した言葉を通じて感じました。

一秒間に24コマ。その選び抜かれた24枚が重なることで、私たちは登場人物の喜びや悲しみだけでなく、その時代の空気、人間の孤独、社会の矛盾までも感じ取ります。ゴダールは1秒も休ませてくれません。真実と向き合え。そう言っているような気がしました。

人生もまた、事実の中に「何を見るか」で世界が変わるのかなと思いました。まるで映画を観るように、自分の人生を俯瞰し真実を掴めたら・・・・また違った生き方ができるのかもしれません。

ではまた。

Chinami

この名言は Chocolat! 第654回で紹介されました。 エピソードを聴く →
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