フランス語の名言 · Les mots de Chinami
Jean-Luc Godardジャン=リュック・ゴダール
« Le cinéma, c'est vingt-quatre fois la vérité par seconde. »
映画とは、1秒間に24回映し出される真実である。

Bonjour! 千奈美です!
今回ご紹介するのは、フランス映画界に革命を起こした映画監督、ジャン=リュック・ゴダールの名言。
ゴダールの映画は、決してわかりやすい作品ばかりではありません。若い頃は、観ている間に睡眠と闘うのが大変でした。ゴダールが好き、と言って憚らない人たちが少し苦手でもあった時代もあります。なんだかわたしにはちょっと難解。
物語が突然途切れたり、登場人物が観客に向かって話しかけたり、カメラがわざと不安定に揺れたり。「普通の映画なら、そんなことはしないでしょう」と思うような演出が次々と登場します。
今思えば、ゴダールは問いかけていたのかもしれません。
「私たちは、本当に世界を見ているのだろうか。」
「事実の影に隠れた真実を、ちゃんと見ているのか?」
そんな問いを、映画を通して投げかけていたのかなと、今回ご紹介した言葉を通じて感じました。
一秒間に24コマ。その選び抜かれた24枚が重なることで、私たちは登場人物の喜びや悲しみだけでなく、その時代の空気、人間の孤独、社会の矛盾までも感じ取ります。ゴダールは1秒も休ませてくれません。真実と向き合え。そう言っているような気がしました。
人生もまた、事実の中に「何を見るか」で世界が変わるのかなと思いました。まるで映画を観るように、自分の人生を俯瞰し真実を掴めたら・・・・また違った生き方ができるのかもしれません。
ではまた。
Chinami