フランス語の名言 · Les mots de Chinami
Francis Blancheフランシス・ブランシュ
« Il vaut mieux viser la perfection et la manquer que viser la médiocrité et l'atteindre. »
凡庸を目指してそれに到達する程度なら、完璧を目指して失敗する方がよっぽど価値がある。

Bonjour 千奈美です!
今回は、フランスの喜劇俳優、フランシス・ブランシュ(1921~1974)の言葉をご紹介しました。
パリ生まれで、家族も芸術家の家系。最年少でバカロレア合格と、知的な才能がありながらもエンターテインメントの方へ向かいます。
舞台、映画、ラジオ、脚本、作詞作曲、歌手として才能を発揮。
そんな彼の名言は、説得力ありますよね。
フランシス・ブランシュの偉業として伝えられているのが、ラジオ番組で行われていた「おふざけ電話 (canulars téléphoniques)」という遊び。
誰かしらに電話して、声帯模写で誰かになりすまし、ナンセンスなことを言って怒らせたり笑わせたりします。
その相手の反応をリスナーが楽しむのだそうですが、この「おふざけ電話」は、フランスでは一流の「芸」とされていて、大統領や首相相手に行われることもあるんだそうです。
時には裁判沙汰になることもあるということですが、廃止されることもなく続いているそう。
ギリギリの線のユーモア芸がフランシス・ブランシュの知的さと人格で完成したのでしょう。
おそらく失敗しても一流のものを作り上げようと、彼は考えたはず。
この話、日本ではちょっと考えられないですよね。
電話されたほうが怒ってしまい深刻な犯罪行為として訴えられ、最終的にはその芸人さんはエンタメ界から抹消されそう。
国民性の差が見えます。
どちらがいいとか悪いとかではなくて、フランス人のユーモア感覚が、フランシスブランシュの作品を通してさらに深くわかるかもしれないな、と思いました。
彼が関わった作品『最後の晩餐』はDVD発売されているので機会があればぜひご覧ください。
ではまた。
Chinami