フランス語の名言 · Les mots de Chinami
Émile Zolaエミール・ゾラ
« La passion est encore ce qui aide le mieux à vivre. »
情熱はいまだに生きるための最良の助けとなるものである。

Bonjour 千奈美です!
今回の名言コーナーは、フランスの作家エミール・ゾラ(Émile Zola 1840- 1902年) の言葉をピックアップしました。
歴史的に、ゾラは、1894年のドレフュス事件で軍の不正を弾劾したことでよく知られているかと思います。
番組でもご紹介しましたが、フランス自然主義作家の第一人者。
22歳頃から小説を書き始め、多くの作品を残しました。
小説は作り話ではなく、現実の世界を科学的に観察し分析したものをそのまま描くべきだという自然主義スタイル。
ロマン主義を排し、空想なしにありのまま現実を描き出すことが軸。
でも・・・。と、私はここで思うのです。
ありえないヒーローものや空想の物語こそ、現実が辛すぎて逃避したくなる時を救うのではないかと。
現実から逃げたいのに現実をさらに突きつけられるって結構残酷。
ゾラなんて読みたくない!そう思うこともあるかもしれません。
何故こんなに長きにわたり世に愛されているのか?
正直疑問でした。
今回、ゾラのことを調べていて、彼は表現した言葉を目にするにつけ、ゾラの小説の素晴らしさについてほぼ理解できていなかったのかも?と感じています。
大事な部分ではあると思うものの、容姿が気になって自己肯定感が低い、の根底は、日本社会に蔓延るルッキズムやセクシズムの問題が大きいと感じます。
真理は生み続ける、いかなるものも、これを止めることはできない。
私は打たれれば打たれるだけ偉大になるのだ。正義と真理のために悩んでいるものは、段々荘厳になってきます。
青年よ、若き君たちよ! つねに正義とともに立て! 若き君たちの胸中から、正義が消え失せてしまえばその行き先は社会の破滅である。
どんな苦しく残酷な社会でも、目の前の現実から逃げず『情熱』という最良の助けを持って生きていくことはできるんだ、と、今月ご紹介した名言で、とても勇気づけられるのではないでしょうか。
ちなみに、ゾラの作品や、ゾラの生涯は映画にもなっているので、本とあわせて鑑賞するのも良いかもしれません。
→ https://eiga.com/person/20616/movie/
→ https://www.amazon.co.jp/ゾラの生涯-DVD-ポール・ムニ/dp/B004O5RFQE
ではまた!
Chinami