フランス語の名言 · Les mots de Chinami

Brillat-Savarin

2018-10 · 第561回のエピソードを聴く

« Dis-moi ce que tu manges, je te dirai ce que tu es. »
ブリア・サヴァラン
料理 cuisine アイデンティティ identité

Choco-kunとこの名言を話す

こんにちは。千奈美です。

食欲の秋を迎えていますが、今年は8月にジョエル・ロブション氏が亡くなり、料理界が騒然。
食のもつ影響力について思い知らされた悲報でした。

そこで、今回は「食」のジャンルから、ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン(Jean Anthelme Brillat-Savarin (1755年〜1826年)の言葉をご紹介します。

サヴァランは、フランスの法律家で政治家。美食家としてのほうが有名でしょうか。1825年、亡くなる直前に出版された『美味礼讃』は現代もなお、読み継がれています。

食べるものが人をつくるということはじゅうじゅうわかっているものの、なかなか食事に気を配ることができない、めまぐるしい毎日を私は送っています。つい早食いになったり、適当なもので空腹を満たしたり、食事を抜くこともあります。逆に暴飲暴食極まりないこともあったりして、食事への配慮のなさに愕然とすること時折。

サヴァランは食べることと愛することを大事にしていたそうですが、どちらも適当に済ませようと思えば、手抜きができるし画一的に簡単になることかもしれません。だって人間の欲の部分だから。そこをいかに丁寧に扱うか。これが文化というものなのかもしれません。自分の欲求に気づき、材料を揃え、道具を磨き、創作を工夫する。 そして、自分の中に取り込んだ時、栄養が行き渡り、心と体を満たす。食も愛情も同じですよね。どちらも原始的にも文化的にも有り得る。サヴァランの言葉に耳が痛い秋です。

ではまた。

Chinami

この名言は Chocolat! 第561回で紹介されました。 エピソードを聴く →
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