セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター
Le sel de la terre
Le sel de la terre(2014)
これまでサルガドは常に人間と向き合い、死、破壊、腐敗といった根源的なテーマを扱ってきた。だが、ルワンダ内戦のあまりにも悲惨な光景を前に深く傷つき、心を病んでしまう。故郷ブラジルに戻ったサルガドを待っていたのは、まるで彼の心を写したかのように干上がり、荒れ果てた大地だった。長年連れ添い、いくつものプロジェクトに二人三脚で携わってきた建築家の妻レリアは、ある壮大な提案をする。それは、二人の新しいプロジェクトの始まりだった―。
2004年から始められた「GENESIS(ジェネシス)」では今も地球上に残る未開の場所―ガラパゴス、アラスカ、サハラ砂漠、アマゾン熱帯雨林など、生と死が極限に交わる、ありのままの地球の姿がカメラにおさめられる。サルガドは言う、「GENESIS(ジェネシス)」とは地球への“ラブレター”なのだと。誰もが息をのみ、胸打たれる構図に込められたサルガドの想い。それは人間の闇を見つめ続けてきた男が、幾多の苦しみの果てに見い出した、希望への祈りなのだ。(公式サイトより)
Chocolat!第443回で映画の紹介をしています。
この映画が登場するエピソード · Dans le podcast