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マンディンカ音楽 かつてのマリ帝国(13C-17C)の子孫であるマンディカ族(les Mandingues)は西アフリカのセネガル、マリ、コート・ジヴォワール、ガンビア、ギニアなどの国々で暮らす民族です。 文字を持たなかったマンディカ族は口承(言葉と歌)によって歴史を継承していました。その専門家がグリオ griot です。彼らは代々語り部=音楽家として、歴史を伝えまた王を称えるなどの役割を果たしてきました。 西アフリカの国々が独立してからは、グリオの伝統音楽は現代の楽器によって演奏されるようになります。そしてヨーロッパでも話題となりヒットを出すアーティストが現れるようになりました。 マリからは、マリ王族出身の歌手サリフ・ケイタ(Salif Keïta)、盲目の夫婦デュオであるアマドゥー・エ・マリアム(Amadou et Mariam)、またセネガル出身では、フランス語のラップの草分け的存在であるMC ソラー(MC Solaar) 、グリオの家系に生まれ世界的な活躍をするポップス歌手ユッスー・ンドゥール(Youssou N'Dour)などはその代表といえるでしょう。 イスラム教徒の多い西アフリカ出身の彼らの音楽にはどこか中近東的な響きが感じられます(生後半年でフランスに移住したMC ソラーは別として)。と同時にアメリカのブルースに通じる音色やリズムも感じ取れます。西アフリカから奴隷としてアメリカ南部に連れてこられた人たちがブルースを生んだという歴史を考えれば、これは当然のことなのでしょう。そしてブルースは現在のジャズ、ロック、ポップスの源流となるわけです。こうしてみると日本では余りなじみのないマンディカ音楽も、深いところでは我々とつながっているのだという感慨を覚えます。
#165
エンディング曲
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マンディング音楽 · Mandingue
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Mory Kanté “Yeke Yeke Guinée”