フランス語の名言 · Les mots de Chinami

Alfred de Musset

2020-02 · 第577回のエピソードを聴く

« L’amour vit d’inanition et meurt de nourriture. »
アルフレッド・ド・ミュッセ
愛 amour 文学 littérature 人生 vie

Bonjour 千奈美です。

今回は、Alfred de Musset(1810~1857)の言葉をご紹介します。

番組の中でも話が出ていましたが、なんともロマンティックな詩人で劇作家。恋人たちの憂いや孤独を描きました。貴族の家系に生まれ、わずか47歳の若さで亡くなるのですが、孤独を抱えた放蕩の人生、その実体験が作品に影響したアーティストのようでした。中でもジョルジュ・サンドとの恋愛は、彼の人生をかけたものだったのかもしれません。サンドといえば、ショパンとのおつきあいが有名ですよね。たくさんの名曲がサンドのもとで生まれたそうです。肖像画を見てもサンドは美しく魅力的だったのだろうということが伝わってきます。

そんな恋多き女性に翻弄されたミュッセ、サンドと別れたあとには自伝的小説や後世に残る詩集を発表しているのですから、大変な思いを抱えたとはいえ、仕事の肥しになっていたのでしょう。ということは、サンドは関わる男性を世に出す力があったのでしょうか?それはさておきミュッセの言葉。満腹になって死ぬ恋はその後どうなるのか、といえばそのまま死に絶え、次の生(恋)の対象を見つけるのかもしれません。が、理想としては愛に変わっていくのではないかと思います。好きだ嫌いだの感情だけではない、心も理性もともなった愛情へ昇華されていく。それはほんの一部でしかないとは思いますが、それも自分次第。別れた恋人へずっと愛を抱くこともあるだろうし恋愛期間のまま結婚して、恋が冷めたあと愛のないまま結婚生活を続けるのも、もしくは、恋と愛を継続させたままパートナーと一生いられる方もいるかもしれません。

皆さんの人生をかえたような恋愛も聞いてみたいところです。

ところで、私は、漱石が「I love you」を日本語に訳した時「月が綺麗ですね」という逸話が好きです。
本当かどうかことの真偽はさておき。

ではまた来月!

Chinami

この名言は Chocolat! 第577回で紹介されました。 エピソードを聴く →
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