ギャスパー・ノエ

ギャスパー・ノエ

監督
Gaspar Noé

1963年12月27日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで父である画家のルイス・フェリペ・ノエとソーシャルワーカーで英語教師の母の間に生まれる。5歳の時、ニューヨークへ渡り、再び、6歳でブエノスアイレスへ戻る。1976年、13歳の時にフランスへと移住。パリのルイ・リュミエールで映画を学ぶ。短編映画『Tintarella di luna』(1985)で映画監督デビューし、「Pulpe amère」(1987)を経て、91年に中編映画『カルネ』で、カンヌ国際映画祭の批評家週間賞を受賞。その続編となる初長編映画『カノン』(1998)をアニエス・ベーからの資金援助で完成させ、再びカンヌ国際映画祭で話題を巻き起こし、同賞(批評家週間賞)を受賞。2大スターを起用した『アレックス』(2002)では、モニカ・ベルッチがレイプシーンを体当たりで演じ、熾烈な暴力描写で賛否を呼び起こし、拡大公開された本国フランスではスマッシュヒットを記録。その後、東京を舞台にしたサイケデリックな輪廻転生物語『エンター・ザ・ボイド』(2009)、『LOVE 3D』(2015)では、メランコリックなラブストーリーとハードな性描写を自身初の3D映像で描き出し、賛否両論を再び巻き起こす。『CLIMAX クライマックス』(2018)では誤ってLSDを摂取してしまったダンサーたちが、次第に精神が崩壊していくさまを描き、鬼才ぶりを遺憾なく発揮した。その後、シャルロット・ゲンズブール、ベアトリス・ダルを起用した『ルクス・エテルナ 永遠の光』(2020)、『アレックス』を時間軸に沿った物語へと再構築し編集した”逆転完全版”とも言える『アレックスSTRAIGHT CUT』(2020)を経て、『VORTEX ヴォルテックス』が、第74回カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映された。

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