Capa 101
「伝説のカメラマン」から等身大の人間キャパへ
写真展「101年目のロバート・キャパ 誰もがボブに憧れた」を、2014年3月22日(土)から5月11日(日)まで、東京都写真美術館(東京・恵比寿)で開催します。戦争写真家として知られるキャパは、「ボブ」の愛称で親しまれ、戦場以外でも人びとの喜びや悲しみをとらえました。孤児にほほ笑みかける兵士や、戦車の上で鼻をほじる男の子など、戦時に訪れた安らぎの一瞬や自ら結婚を望んだ恋人ゲルダを写した作品を交えて紹介します。
2014年はロバート・キャパ(アンドレ・フリードマン、1913〜54)の誕生から101
年目にあたります。20世紀前半、スペイン戦争や第二次世界大戦をはじめ、数多くの戦場の写真でその名を轟かせ、今では報道写真の伝説と化しているキャパですが、その実像はギャンブルが好きで、多くの友人たちとともに人生を楽しみ、なによりも女性たちを愛した普通の男でした。「ボブ」の愛称で親しまれた彼の生涯はしかし、愛した女性ゲルダ・タローとの死別や映画界での失意、写真家を続ける上での葛藤など、決して順風ではなく、むしろ挫折と生き急ぐかのような焦燥感にさいなまれていたとも言えます。
本展では、東京富士美術館のコレクションを核に、残された作品の中から、戦場以外でキャパが同時代を生きる人びとへの共感や友人たちへの思いから写したカットも数多く紹介します。新たな100年に向けて「プラスワン」というコンセプトでキャパの真骨頂ともいえるユーモアや生きる喜びが表れた知られざる作品を中心に独自の作品構成を試みました。等身大のボブ・キャパを紹するこれまでにない機会であると同時に、今も多くの人を引きつけてやまない彼の人間性にも焦点を当てた展覧会です。(プレスリリースより)
Chocolat!第380回で本展の紹介をしています。