Art français Contemporain au Musée Mori
コレクターの視点を通して眺望するフランスの現代アートシーンの10 年
森美術館は、2011 年 3 月 18 日(金)から 7 月 3 日(日)まで、フランスのコレクター 団体 ADIAF が主催するマルセル・デュシャン賞の設立 10 周年を記念して、「フレンチ・ ウィンドウ展 デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線」を開催します。
会場では、同賞のグランプリ受賞作家に加え、一部最終選考作家とデュシャン本人を 含む 27 名のアーティストを一挙に紹介し、展示は、デュシャンの代表作「フレッシュ・ ウィドウ (fresh widow)」=(俗にフランス窓 (French Window) と呼ばれる)」に着想を得て、「デュシャンの窓」、「窓からの眺め」、「時空の窓」、「こころの窓」、「窓の内側で」という 5 部で構成されます。
第 1 部では、デュシャンの主要なレディ・メイドを展示、続く 3 つの部では、世代や文化 背景の異なる作家たちの絵画、彫刻、写真、インスタレーション、ビデオ等により、近年 活気を増し国際的にも注目されるフランス現代美術のエッセンスを紹介します。そして 最後の部では、コレクターたちのアパルトマンを再現し、作品を展示します。
本展は、日常性や時間、都市の心象風景等を独創的に捉えた多様な表現を通じ「フランスの 空気」を体感し、背景にある歴史や社会、文化への関心を喚起させられる機会を提供するとともに、「コレクターの時代」、「共存の時代」といわれる今、日本における公立美術館や公的機関と、民間の美術館、画廊やコレクター等との「協働の可能性」をも探ります。
ADIAF(フランス現代美術国際化推進会)は今日のフランスにおける重要な個人コレクター・グループで、会員は 300 名にのぼり、在仏企業の支援を受けて運営されています。 フランスの現代アートシーンを国際的に紹介し、現代美術の魅力をより多くの人に知らせ ることを目指し 1994 年に設立されました。
マルセル・デュシャン賞とはマルセル・デュシャンに敬意を表しその名を冠した同賞は、国籍、年齢に関係なく、広くフ ランスに在住する作家を対象とし、フランスの現代アートシーンを牽引する作家たちの活動 を支援し、国際的に紹介することを目的としています。2000 年に ADIAF によって設立され、ポン ピドゥー・センター国立近代美術館と FIAC(国際コンテンポラリーアートフェア)との協力により運営されています。(プレスリリースより)
Chocolat!第233回で本展の紹介をしています。