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Fugene Boudin Sompo 2026
「印象派の先駆者」と呼ばれる画家ウジェーヌ・ブーダン
約30年ぶりとなる展覧会
「印象派の先駆者」と呼ばれる画家ウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)の、日本では約30年ぶりとなる展覧会です。空や雲、海景、牛の群れなどを瑞々しい色彩と軽快な筆致で描き出したその作品は、故郷であるフランス北部のノルマンディーをはじめとする各地の光と大気の様子を見事にとらえています。戸外制作を重視し、移ろいゆく自然現象の「瞬間」に向き合うその態度は、若きクロード・モネ(1840-1926)を開眼させ、やがて印象派の誕生へとつながってゆくのです。
海の情景を描いた「海景画」と共に語られることの多いブーダンですが、その魅力はそれだけにとどまりません。油彩・素描・パステル・版画を中心に約100点で構成する本展では、人物や建築モティーフなどにも焦点を当てつつ、フランス近代風景画の発展に大きく寄与したブーダンの魅力を、新たな視点で問い直します。(公式サイトより)
【見どころ】
1)“印象派の先駆者”ウジェーヌ・ブーダンの約30年ぶりの回顧展
クロード・モネの師として知られるブーダン。印象派の展覧会ではいつも目にする“印象派の先駆者”が、約30年ぶりに主役となる展覧会です。
2) フランスから油彩・素描・パステル・版画、約100点が来日!
初期から晩年にいたるブーダンの画業全体を、約100点を通じてご紹介するとともに、素描やオイルスケッチによって、自然が垣間見せる「瞬間」を追い続けたブーダンの制作プロセスにも迫ります。
3) 8つの切り口でブーダンを再考
ブーダンと言えば、ノルマンディーの海辺を描いた「海景画」がよく知られていますが、それだけはありません。8つの切り口―「海景」「空」「風景」「建築」「動物」「人物」「素描」「版画」―を通じ、ブーダンの魅力を多角的に再考します。
4) 印象派誕生から150年。ブーダンの功績と革新性を再発見
印象派誕生から150年、またブーダン生誕200年を迎えたことは、19世紀後半のフランス風景画の革新性を再検証するまたとない機会です。印象派に先駆けていち早く戸外制作による自然の臨場感をとらえようとしたブーダンの革新性を、今あらためて考えます。
ウジェーヌ・ブーダン
Eugène Boudin
(1824-1898)
ノルマンディー地方の港町オンフルールに生まれ、青年期をル・アーヴルで過ごす。バルビゾン派たちと交流するなかで画家を志し、パリでの3年間の修行時代には、17世紀オランダの風景画や動物画に学び、以降はノルマンディー各地を制作拠点として風景画や海景画を中心に制作する。青年期のクロード・モネと共に戸外制作を行ったことは、のちの印象派誕生へとつながった。画業後半期は活動範囲を広げ、ブルターニュ、ボルドー、ヴェネツィアをはじめとする各地へ足を延ばす。表情豊かな空模様を画面に大きく取り込み、光の絶妙な変化を捉えたブーダンの作風は、カミーユ・コローやシャルル・ボードレールをして「空の王者」と言わしめた。1898年にドーヴィルで没する。
会期
2026年4月11日(土) ~ 6月21日(日)
休館日
月曜日、5月7日
(ただし5月4日(月)は開館)
開館時間10:00 ~ 18:00(金曜日は 〜20:00)*最終入館は閉館30分前まで