- 桜 -
日本の春の風物詩といえば、「桜」ですね。
厳しい寒さの冬を越え、日本中がピンク色に染まる季節がやってくると、心の底から喜びが込み上げてきますね。
日本在住20年のクリストフシェフにとって、今では「桜」=「Sakura」と日本語で頭に浮かぶほど、日本の桜は馴染み深い存在ですが、フランス語で「Cerisiers」というと、子供の頃のある記憶が呼び起こされるそう!
それは、戸棚に隠してあったママのお手製のさくらんぼのクラフティーを、学校から帰宅したら食べていたという甘くて楽しい思い出。
ママのおいしいクラフティーを口に頬張る姿を想像するだけで、幸せな気分になってしまいますね。
*ちなみにフランス語で桜の木を「Cerisiers」、桜の実(さくらんぼ)を「Cerises」と言います。
- フランス語で《 酔っ払い 》 -
「酔っ払い」という言葉をフランス語辞典で検索してみると、たくさんの単語がでてきますが、 今回は「pompette」と「bourré」のふたつをご紹介します。
女性に対して、「彼女、ほろ酔いだね〜。」というときは、« Elle est pompette. » 。
発音もかわいらしい響きです。
ちなみに男性に対して「彼、酔っ払ってる!」は、« Il est bourré ! »
お花見の時など、機会があったら使ってみてくださいね。
それでは、クリストフシェフとボブのお話をどうぞ!
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Bob
Si je te dis « cerisier » ?
Christophe
Alors, je vais dire « sakura », puisque j'habite au Japon depuis 20 ans.
Bob
Avant de venir au Japon, quand on te disais « cerisier » ça évoquait quoi ?
Christophe
Plus l'arbre fruitier, bien sûr. Les cerises. Étant gourmand et cuisinier, le clafoutis aux cerises de ma maman, qu'elle cachait dans le placard, que je mangeais en revenant de l'école.
Bob
Alors « être pompette» ?
Christophe
« Être pompette ! » Je trouve que c'est une expression qui est un peu plus féminine que masculine. On empruntera cette expression plus pour une dame ou une demoiselle, on dit « Ah ! Elle est pompette ».
Bob
Pour un garçon, qu’est-ce que tu dirais ?
Christophe
Il est bourré !
下にあるフランス語の重要単語を、クリストフシェフのお話の中から聞き取ってみましょう。
全部で10単語です。聞き取れましたか?
大きい文字ほどたくさん文章の中に出てきます。
聞き取った単語の意味はもちろん、それぞれの単語がどのような使い方をされているか辞書などで確認してみましょう!
*今回は《 alors 》について、下記の2つの文章で確認してみましょう。
《 alors 》は、『それでは』『それなら』『それで』『では』『この場合』という意味があります。
さまざまな表現ができ、文脈によって意味合いが若干違ってくることがあります。
1は《 Alors, je vais dire « sakura », puisque j'habite au Japon depuis 20 ans. 》で『それなら、20年前から日本に住んでいるのだから、桜だって言うね。』
2は《 Alors « être pompette» ? 》で『 それでは « être pompette» は?』
特に会話で良く使われる言葉です。Chocolat!の番組インタビューにもたくさん使われているので、耳から《 alors 》の使い方を覚えましょう。
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Produced by フランス語Chocolat!
東京・神楽坂にあるクリストフシェフのレストラン ルグドゥノム・ブション・リヨネ